
今日はPhotoshopについての記事です。
肌修正、人物修正、いわゆるレタッチって、前までは芸能人のものだったけど、今やスマホ(に伴うアプリ)の普及で、普通の人でも当たり前にする時代ですよね。
世の中ではSNOWが大いに流行ってますけど、SNOWはもはや異次元の進化系レタッチですね。
あれはもうぶっ飛びまくった修正であるにも関わらず、「修正して良く見られたい!」とゆう本心を程よくカムフラージュして、動物の耳や鼻とか、なんなら口開けたらクッキー食べれるし〜!ってゆう動的な遊び要素を付け加える事によって、やらしいナルシストレタッチ投稿にならないとゆう複雑なSNS心理もカバーできるという点で流行に拍車をかけたんだと思います、はい。
性格の悪いプロローグはここらへんにして、肌修正についていい動画を見つけたんです。
僕はいつも、若い人達やSNSで可愛いかっこいい姿を見せたい人、一眼レフ買い出した人(この層は導入済みなパターンが多い)はPhotoshop極めたら向かうところ敵なしなのに!と思います。コストはかかりますが、プロソフトはやはり仕事にも活用できるので、、、
そんなPhotoshopのチュートリアル動画を今回紹介するのですが、英語の動画なので、内容を日本語で分かるように、かつ適度に内容を編集しました。男性の肌ですらここまでナチュラルかつ綺麗に仕上げるチュートリアルは感動したので是非ご活用下さい!
このチュートリアルのここがすごい
簡単に修正できるチュートリアルもありますが、このチュートリアルの優れている点は、ガッツリ修正するも、ナチュラルに修正するも自分で決められる点です。
そこの工程が面倒くさくもありますが、一括で修正するようなテクニックを使うと、気になる部分が変化するまで修正の度合いをあげる事になるので、普通の部分がのっぺり不自然になりますよね。このチュートリアルはそういった事がないので、覚えていて損はないと思います!
やはりレタッチはデジタルですが、アナログです。
レタッチ方法解説
ではまず今回のレタッチに使う素材はこちら。
ではチュートリアルスタート!
まずはこの画像を開き、レイヤーを複製します。(何も選択しない状態で⌘+J)
次に複製したコピーレイヤーをスマートオブジェクトに変換します。(レイヤー上で右クリック)
この時、レイヤー名も分かり易いものに変えておく事をおすすめします。
次にスマートオブジェクト化したレイヤーを編集します。スマートオブジェクトのレイヤーのサムネイル部分をダブルクリックすると新しいタブが開きスマートオブジェクトの編集ができます。
スマートオブジェクトの編集では、まずレイヤーをコピーして、合計3つにします。
上からテクスチャー、ぼかし、オリジナル(任意)とレイヤー名を変更しましょう。
これからが肌を綺麗にする第一歩です。
この工程では上から2番目の「ぼかし」レイヤーを編集します。
このレイヤーにぼかし(ガウス)をかけます。 フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)
ぼかしの数値というより完成イメージは以下の画像を参考にして下さい。肌がふわっと馴染んで、パーツもある程度認識できるくらいが目安です。
このテクスチャーレイヤーでは、ぼかしレイヤーに輪郭を与える目的があります。
テクスチャーレイヤーに画像操作をかけます。 イメージ→画像操作…
上記の画像の通り、レイヤーは「ぼかし」を選択、描画モードは「減算」にします。
スケールとオフセットはおおよそこの数値近くで大丈夫ですが、画像のような輪郭の見え方を探ってみて下さい。
OKボタンを押したら、テクスチャーレイヤー自体の描画モードを「リニアライト」にします。
この時点で少し肌は修正されていると思います。
ここからは細かく気になる部分の修正です。
編集するのは「ぼかし」レイヤーです。
肌の気になる毛穴や質感をカバーします。(シワやシミは次のステップです)
なげなわツールで気になる部分をくるっと囲います。(その際なげなわツールのぼかしは10px前後に設定しましょう)
そして選択した部分にぼかし(ガウス)を再度かけていきます。この数値はバーを動かしながら肌が修正されたな。という程度にぼかして下さい。この作業を気になる部分ごとに選択→ぼかし(ガウス)を繰り返していきます。
このぼかしの工程は肌の質感の改善です。
では次にシワやシミなどデキモノ全般を取り除きます。
この工程で編集するのは「テクスチャー」レイヤーです。
使うのはコピースタンプツールです。気になるシワやできものをコピスタンプツールで徹底的に消していきます。
極端な修正にならない様、コピースタンプツールの不透明度は50%前後での編集をオススメします。
コピースタンプツールの詳しい使い方の説明はここでは割愛します。
さあ、ここまでしたら肌はかなり綺麗になっていると思います。
ここまでできたらスマートオブジェクトの編集からメインに戻ります。(スマートオブジェクトを編集している今の画面で保存(⌘S)をしてスマートオブジェクトを閉じ(⌘W)ます)
メインの編集画面に戻ったら、まず新規レイヤーを作ります。(Shift+⌘+N)もしくは(レイヤー→新規→レイヤー)
レイヤー名:任意で分かりやすいもの
描画モード:オーバーレイ
「オーバーレイの中性色で塗りつぶす(50%グレー)」にチェック
このレイヤーは顔に明暗をつけ、ハイライトやシャドウの効果をもたらすために作りました。
レイヤーができたら、顔にハイライトやシャドウをいれていきます。ハイライトを入れたい箇所にはブラシツールで白で塗り、シャドウは同じくブラシで黒で描いていきます。
ハイライトやシャドウを入れたい部分に応じてブラシの種類や太さを選びましょう。ブラシの不透明度は10%程度に抑えると自然な効果を得る事ができます。
以下この画像の場合ですが、ハイライトやシャドウの入れる箇所の参考です。(好みがあると思うのでご自由にどうぞ)
このように顔のフチになる部分にシャドウを加えると、ゆがみツールに頼らずに目の錯覚で小顔化できます。
レタッチ作業において、ハイライトとシャドウ入れの工程は結構重要で、ここまで変化します!
さて、次が最後の工程です!
どうしても肌などの加工をすると画像全体がふわっとした雰囲気になるので、最後にシャープ処理をします。
先ほど触ったハイライトシャドウのレイヤーの下にある、スマートオブジェクトのレイヤーにアンシャープマスクを加えます。(フィルター→シャープ→アンシャープマスク)
数値は目安ですが、以下に参考画像を載せます。
プレビューにチェックを入れて、画像が自然にパキっとしたな!とゆう程度にシャープ処理して下さい。
まつ毛や目元を見ていると判断し易くなります。
さぁ、お疲れ様です!ここで肌のレタッチは完成です!
今回の全行程を経た画像のビフォーアフターはこちら!
いかがでしょうか?かなり変わったと思います!
最後に
今回は英語動画を分かり易く日本語解説しましたが、実際の作業過程は動画を見てもらうと分かりやすいと思います!(尚、一部工程を省略したり、各設定の数値も動画通りではありません)
本日はここまで!ご覧いただきありがとうございました^^