こんにちは!
この度晴れて、平成29年度の宅地建物取引士資格試験に合格しました!
嬉しい(T_T)
ちなみに今現在僕は洋服とデザインとゆう職種で、不動産に一切関係ありません。
人生で不動産業に携わった事もありません。なので当然、不動産従事者の一部に許される5点の優遇もありません。
ですが、2週間ほどの(弱)猛勉強でこの資格は習得できました。でもかなり危険は伴ってました。(当日まで合格する「確信」は無かった)
仕事柄、絶対的に宅建資格が必要な人間じゃなかったので、本気勢の人のように勉強する気力が保てなかったんですが、受けた試験には絶対受かりたいとゆう負けん気はあるので、そこで勝った気がします。
宅建を受けるに当たって、結構な数の経験談を読み漁ったので、いち体験談として見てくれた方の為になるように掲載していこうと思います。
そもそも宅建を受けた動機
前述の通り、仕事柄不動産とは無縁なんですが、たまたま今年2017年に宅建を受ける事になりました。
きっかけは、今年定年退職を迎えた父が設計士でして、退職後の独立事業の為もあり宅建試験を受けるとの事で、一緒に受けようと誘われたんです。
試験自体に大してコストがかかるわけじゃありませんし(1万円以下)、誘われた時点は2017年の年初だったんですが、もし年末の時点で自分が宅建士の資格を持ってたらすごく面白いな〜と思ったのが始まりでした。
それは酒の席でしたので、「OK!受ける!」て軽く伝えてました。
実際に受験の申し込みの締め切りは7月末だったと思うんですが、その頃は宅建の事すらすっかり忘れてて、勉強もしてない状況です。
ですが久しぶりに父に会った際に、「もうすぐ締め切りだけど受けるのか?」と聞かれ、男に二言は無し!とゆう事で、申し込みを行いました。
勉強を始めた時期と勉強法は?
とりあえず夏のうちに参考書を買って、勉強を始めました。
未経験故にまず過去問からやってみるか!!
なんて言える段階にも到達していないので、1から教えてくれる系の参考書から始めました。
参考書を開いたのが8月でした。
いやいや!2週間じゃないじゃないか!
ってツッコミが来そうですが、嘘ついてないんです!
ペラペラとページをめくるも、面白くないし、単語の一個一個がいちいち言い回しが難しいし読む気が失せ、即座に宅建冬眠に入りました。
(民法、判例、瑕疵責任、建ぺい率、都市計画、第何種なんちゃら、etc)もうね、単語が意味不明なんです。
そんな事で宅建とゆう単語が脳から消えた(と言いつつ、どこかにわだかまりとしては強く存在する)日々を過ごしていたところ、父からLINEでたまに様子をうかがわれました。
昔から「勉強しろ!」とか言われた事はなかったのですが、この時は、同士的なニュアンスなので、たまに宅建に関する連絡が来て、その度に何もしていない自分が心苦しかったです。
勉強は進んでますか ?
何もやってない笑
僕は●●とゆう本を200ページ読みました
過去問を2年分しました。
すごい!
やすしも頑張ってください。
はい。。。。。。。。。。
こんな感じですね。
父がかなり集中して、猛烈な量の学びを進めてたので焦りました。
それに加え1級建築士で高所得の父がここまでの対策をしているのに、鼻くそのような自分がこの状況ですので、余計諦めモードに入りました。
「こりゃ無理だ〜^^」
時期です。これが8月末〜9月頃。
そのまま過ごしていると父に「試験まで一ヶ月切ったよ!」と言われました。自分の認識では試験は9月末と思ってたんですが、9月半ばとその時に知り、どんだけ関心がなかったんだとちょっと自分に呆れました。
一般的な宅建対策系のサイトで試験対策に必要な時間を見ると、3ヶ月前だ、半年だ、って推奨されてるので、この時点で本気の諦め入ったんです。
「わー!せっかく受験料納めたのになんで勉強しなかったんだ!自分!」ってゆう自責の念の時期です。これが9月末です。
その後、試験の2週間前に父から、「いい予想問集の本を見つけた!これをしたら1週間でも受かるかも!」って言われたんで、amazonで注文しました。
この時点で2週間を切ってるので、ここからは本気でした。
まず、眠らせてた参考書を読破しました。
ここで重要なのはざっくり読む事です。実践が大事だと思ったので、早く予想問題と過去問に進もうと思いました。
普段は分からない事は、分かるまで調べないと絶対に納得がいかない性格ですが、この時ばっかは「ニュアンスはこんな感じなんだね!OK!」って感じで終わらせました。(なんせ時間がない)
それからの1日の勉強はこんなです。
工程 | 備考 |
予想問題を解く | 本番の試験通り2時間以内 |
答え合わせと見直し | 2時間程度かかる |
誤った問題を参考書で復習 | 1時間程度(任意) |
最低で夜から深夜にかけて4時間は勉強しました。それに加え、前日の苦手部分を参考書で確認してから問題に挑戦したりしてたので、5時間/日はしてたと思います!
ただ、毎日の勉強はパンクするので、飲みに行く日は休みました。(週2日くらい)
あとどうしても気分が乗らない日は休みました。(週1日くらい)
あと、アル中なので、過去問も勉強も焼酎片手に問題解いて、焼酎片手に答え合わせと対策しました。
そのリラックスした環境が自分には良かったです。
試験当日まではひたすらこの予想問題をして、苦手の認識とその分野に対する理解を深める。の繰り返しでした。
今回買った予想問題集は3試験分だけだったので、同じ知識レベルのうちに全部解いてしまっても、問題と回答が頭に残って繰り返し使えなくなるじゃないですか?
そんなわけで一気にしたらもったいないので、、
1回分の予想問題をして苦手分野を見極める(上記方法)
→ネットで見つかる過去問を解く
→予想問題や過去問での苦手分野の正解率を高める
→次の予想問題をする
→以下ループ
とゆう順序で進めていきました。
過去問は5年分くらいは解いたと思います。
あと、出題年とか関係なく、ランダムに数問の問題を出してくれるシステムのサイトに巡り会えたので、それを繰り返し解きました。
以上が僕の2週間の宅建合格勉強法です!
ただ、正直言うと、試験前日まで、到底合格点に到達しなかったんです。(27点とか)
直前対策
試験対策と直前対策はちょっと種類が違う気がします。
直前対策では「統計」で出るであろうところの情報を調べ書き出して、試験会場への電車内で覚えました。これでほぼ確実に1点取れますからね!
あとは、どうしても苦手なところとかを参考書で読み漁りました。
本当は試験会場に着席してから問題が配られるまでに勉強したかったんですが、雨天と、タクシーが全然いなかった等、会場への到着がギリギリになり、直前の直前対策はできませんでした。
ちなみに2017年の試験は(いつもかもしれませんが)13時〜15時の2時間だったんです。
そして、12:30に会場で着席してなきゃいけないんですが、僕はギリギリ12:30に着いたんです。
13時までの30分間しっかり参考書を見直そうと思ってたんですが、実際は12:30頃から、試験説明とか、答案配布とかあって、全くできませんでした。
試験30分前の時点で、試験への必要物以外はデスクに置けなくなります。
これは結構困ったので、皆さん気をつけてください。
実際の試験を受けての感想
試験開始してからは、記憶が新しいうちにと、行きの電車で覚えた「統計」から解きました。(大体最後のページですね)
僕は、1ページ目から順に解いてくタイプでしたが、一緒に受けた父は、得意分野から解いて行くのが好きと言っていましたので人それぞれかと。
ですが、宅建は前半で時間を割きやすい出題が多い(法令関連)と思うので、そこから確実にしていけばいいと思います。
2017年の過去問をこれから解く人は分かると思いますが、「中古車販売」についての問題とかでるんです(笑)
ま、これは民法の問題なんで納得できるんですが、初見でビックリしましたよ!!
2018年も突飛な方向性の問題が飛んでくるかもしれません!
僕は本番で初めてシラフで試験を受けました。(頭おかしいですよね。これがアル中です)
今まで家で予想問題をしてた時は、30分くらい時間が余ってたんですよ!
ですが、シラフになると判断に悩む問題においての「投げやり回答」をしなくなるんですよね。
なので、本番で残った時間は5分弱でした。
ちょっと悩んだ問題もドッグイヤーしてたんですが、回答の修正はしませんでした。
ただ一個した事があります。
宅建の問題は1〜4の選択肢から選ぶので、回答した選択肢を問題用紙(持ち帰り可)に◯をつけてたんですが、実際に解答したマークシートの内容と相違がないかを確認して、マークシートの回答内容を問題用紙にもチェックしていきました。
これでマークミスのリスクは無くなりますし、自己採点する時に確実な結果を実感できますからね!
当日思った事は以上です。
とりあえず雨天で時間にゆとりがなかったので、前日に天気を確認して、雨の可能性があれば30分早く動きましょう!
まとめ
非常に特殊ケースの記事になってしまったかもしれません。
ただ、今回宅建を受けて本当に良かったです。
でも当日まで受かる気はしませんでした。
当然、試験に向けて勉強してきた部分と、当日の出題範囲の相性もあると思います。
僕は、予想問題や、過去問に比べて本番が簡単だとは思いませんでした。
むしろ結構難しかったので、合格ラインは33点〜34点と思ってたんですが、2017年の宅建の合格点数は35点でした。
そんな感じで実感と実際は違う事もあと思います。
不動産未経験者が2週間で受かったと言うと、マークシートの運要素?と思われそうですが、それはありませんでした。
これは分かる!って問題が正解して、これは自信ない!って問題は外れてました。
なので、不動産業に一切関わってない人間でも、2週間でそこまで追い込む事が可能とゆう事は証明できたと思います。
ぜひ2018年、そしてそれ以降、宅地建物取引士の試験を受ける人は頑張ってください!
最高の結果になりますように!
初めまして。
大阪に住む58歳の初老の男です。
「宅建」の試験を受けようと思っていたところ、mensa関連キーワードから貴ブログに辿り着きました。
(ちなみに現在無職、mensa会員です)
読んでいて
「いい予想問集の本を見つけた!これをしたら1週間でも受かるかも!」
というところが気になり、その本を購入したく思っております。
もし差し支えなければ本のタイトルを教えて頂けないでしょうか。
資格マニアではなく、アルバイトにでも活かせるかもと閃いただけなのですが、どうぞ宜しくお願い致します。
george様
コメントありがとうございます!mensaの記事も見て頂けたんですね!
mensa落ちてしまい恥ずかしいです。笑
使った書籍について記事化しようとしてたのですが、いつになるか分からないのでこちらで書きますね!
・宅建 ㊙︎裏ワザ大全 / 阿部利之
・ズバ予想宅建塾 直前模試編 /宅建学院
・まるかじり宅建塾 /TAC出版
上記3冊を使いました。
1週間で受かるかも?と記事に書いたのはズバ予想〜です。
知識を入れる為の参考書は、まるかじりです。
㊙︎裏ワザは、出題の文言についてこの場合は、この答えになると言う事を説明してある面白い本でしたが気休め程度に読みました。(古本なので書店には並んでないと思います)
参考になれば幸いです〜
よい結果を作ってください!
早速のご回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
今まで勉強・宿題というものを全くせずに生きてきたもので、資格試験とは無縁の人生でした。
(学校の授業だけはちゃんと聞いてましたが)
怠け者の代表みたいな私ですので何をするにも「最小限の手間で」をモットーに生きています。
YASUSHI様の知恵と経験を参考にさせて頂こうと思います。
ありがとうございました。
コメント失礼致します。
使用されていた予想問題から実際に試験に出題された問題はありましたか?
基本、その予想問題集を解き直したってことですよね??
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
「抵当権」が出る、だとか、「地価公示法」が出題される。の様な広い意味では出題されました。
過去問数年分+予想問題3回分なのでわりと幅広く網羅できたかなと思いました。
予想問題や過去問で、間違った問題の正解確認して、腑に落ちない部分は関連法律、関連事項を参考書やネットでしっかり深堀りしていたので理解が深まったと思います!
頑張ってください!